42歳からの不妊治療

43歳以上の妊活をする場合はお金を使い果たす前に立ち止まってほしい!!

どうして節約に目覚めたかというと・・・

妊活で大金を使ってしまったからです。

実は数年前から妊活を始めて3年が経過しました。

妊活に使った金額は数百万円!!

もちろん貯金もほとんどできない状態でした。

ただ妊活をしているときは夢中で・・・

早くしなければという焦りの気持ちで一杯でした。

43歳の誕生日まで体外受精や顕微授精の補助金が出るので、助成金が出るうちは何度か体外受精を試されることはとても良い事だと思います。

ただし結果が全くでない(私の場合は何度か移植しても全く着床しなかった)場合には一旦高度治療を辞めて別の方法を検討してみることをお勧めします。

実際に貯金がほとんど底をつき年齢も上がってもうダメかもしれないと高度医療の妊活を諦めインターネットで調べた妊娠実績の高いと言われている漢方相談に行きました。

そこでは健康補助食品と漢方薬で5万円位/月でした。体外受精に比べれば安い金額でしたのでそこで半年続けてみましたが結果が出ないので考え直しまた別の薬局に相談に行き他の健康補助食品を紹介されました。

そこで紹介された1種類の健康補助食品を飲んだタイミングで一度も着床しなかったのに初めて着床したのです。すっかりその健康食品のおかげかと勘違いしてしまいました。あとから考えればその健康補助食品のおかげというより妊活を諦めた気持ちが効果あったのかもしれません。

残念ながら7週で流産となってしまいましたが、今まで一度も妊娠する経験を味わったことの無かった私にとっては大きな収穫でした。

私は今までKLCやSYCなど有名な病院へ行きました。ちゃんと採卵出来て移植もできて技術は素晴らしいと思いますが結果は全く出ませんでした。

結果が出なくても他の人が妊娠出来ているからと同じ病院で高額な医療を何度も繰り返してしまったことが大きな失敗だったと思います。

なのでこれから治療を続けていく上でまだお金に余裕があるうちに色々なところに相談に行かれると良いと思います。

今あの時の採卵・移植代の50万円1回分が残っていたら随分気持ちの余裕も違っていると思います。ぜひ財布が空になる前に思いとどまってみて下さい。

体外受精を行っているとあまり勧められることがない検査ですが、自然妊娠の方向に切り替える場合には「フナーテスト」を受けられることをお勧めします。

フナーテストとは

性行為をした後にどれだけ精子が残っているかという検査です。

私は体外受精を諦め人工授精に切り替えて人工授精をしないときにシリンジ法(自分でシリンジに精子を入れて注入するもの)を試しましたのですがまさかと思いながら精子がちゃんと入っているのか心配になり検査を受けてみました。

「精子が残っていないということはないだろう」と思っていたのですが検査を受けてみたら驚きの結果でした。

前日にシリンジで精子を入れて次の日の午前中にフナーテストを受けましたが、結果・・・

なんと精子がゼロ!!

という結果だったのです。予想以外の結果でびっくりしましたが調べてよかったと思った検査でした。

その結果の後インターネットで色々調べて自分の粘液が少ないのではないか?と考え潤滑ゼリーを購入してみました。

リンクが出来ないのですが購入したものは「プルグゼリー」2000円ほどでした。

私は30日周期で生理が順調です。

排卵は大体決まって生理の17日目前後です。

大体人によって14日目と言われていますが毎月排卵検査薬で見ていると16日前後に陽性が多いです。

精子は排卵の前日位から入れると良いと言われているので排卵検査薬が反応しなくても生理の15日目くらいに1度入れて、次に1日開けて17日目に精子を2回入れています。

排卵検査薬の反応が17日目以降になるということはほとんどないので自分の排卵の日数を観察してみて下さい。

私のシリンジ法は

  1. 主人に紙コップに精子を出してもらいます。
  2. 精子を入れる前に紙コップに潤滑ゼリーを少量入れてシリンジで先に入れます。
  3. 次に精子を同じシリンジで吸い取り入れています。

この方法で自然妊娠出来ました。

残念ながら流産してしまいましたが次頑張ります。